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MSの性能の差が戦力の決定的な差である話。 人革連の警察署の霊安室で、沙慈は無言で横たわる姉の絹江と再会していました。 前回、かすかに息はありましたが、助からなかったようです。 絹江の頬を沙慈のこぼした涙が流れます。 ヴェーダの本体に到着したアレハンドロ様とリボンズでしたが、リボンズが何か行う模様です。 その間アレハンドロ様はやることがありません。 ヒマになるなら付いて来なきゃいいのに。 プトレマイオスでは、前回のトリニティ兄弟の戦闘の分析を行っていました。 擬似太陽炉を搭載したMS、ジンクスに驚くマイスター達。 刹那の胸にも不安が去来します。 前回コテンパンにやられたトリニティ兄弟ですが、ラグナと連絡の取れない状況に苛立っていました。 ヨハンは一人、今後の方針に思いを巡らします。 何かやっているリボンズですが、ヴェーダの掌握作業を行っているようです。 退屈しのぎということで、ヒマなアレハンドロ様にラグナ・ハーヴェイの情報を見せるリボンズ。 ジンクスの配置を終えたことで、ラグナ・ハーヴェイは用済みのようです。 ユニオンの高軌道ステーションにはグラハムの部下で、オーバーフラッグス隊所属だったダリル・ダッジがジンクスに乗るために上がってきていました。 グラハムの男の誓いにはつき合わされなかったようです。 そんなダリルに声を掛ける、我らがパトリック・コーラサワーですが、ダリルには知られていません。 低重力で浮いているのに見事なズッコケからの立ち直りっぷりを披露してくれます。 「AEUのエース、パトリック・コラサワー様だ」と、胸を張って自己紹介するコーラサワー様。 その名前を聞き、さすがのダリルも思い出しました。 「一番最初にガンダムに介入され、ボコボコにされた」男として。 その不名誉な真実に食って掛かるコーラサワーですが、ひとまずユニオンのトップガンの所在を尋ねます。 ダリルを一目見て、トップガンで無いと気付くあたり、人を見る目はあります。 グラハム・エーカーが今回の作戦に参加していないことを聞き、「臆病風に吹かれた」からとコーラサワーは不用意な発言をしてしまい、ダリルの逆鱗に触れ、襟首を掴まれてしまいます。 「ぼ、暴力反対!」とヘタレっぷりを披露するコーラサワー。 軍人なのに。 その時、カティ・マネキン大佐が止めに入り、事なきを得ました。 立ち去るカティ大佐に声を掛けられ、情けない声と表情と態度で付いて行くコーラサワー。 いつの間にか「パトリック」とファーストネームで呼ばれています。 さすがパトリック・コーラサワーは夜の撃墜王です。 プトレマイオスでは、クリスティナとフェルトが、プログラミング作業の真っ最中です。 ガンダムからヴェーダのバックアップを切り離し、プトレマイオスでバックアップをするためのもののようです。 そこに飲み物を差し入れに来るスメラギさん。 しかし中身がお酒で、クリスティナに非難されてしまいます。 その様子を見て笑うフェルト。 スメラギさんに「最近、柔らかくなってきた」と言われ、フェルトは頬を染めます。 ティエリアはジンクスの映像を見ながら、ヴェーダが不正に利用されていることに不安を感じていました。 場合によっては、ヴェーダ無しでジンクスと対抗する必要もあり、更に不安になります。 その時、ロックオンがやって来て「たとえヴェーダのバックアップがあてにできなくても、俺らにはガンダムとミス・スメラギの戦術予報がある」と励まします。 スメラギさんの戦術予報は、むしろ不安材料だと思います。 スメラギさんの過去の失敗を教えようとするティエリアでしたが、ロックオンは既に知っているらしく、機先を制します。 なんだかロックオンの言うミス・スメラギのミスは、失敗のミスのような気がしてきました。 やたらと「人間」とい言葉を連呼する、MISS・スメラギへの擁護を聞き自分の素性を知っているのでは、ティエリアが訊ねようとしたところ、アレルヤから連絡が入ります。 マイスターズの待機指示が出ました。 「4機のガンダムの連携が必要になる」と説くロックオンに、苦笑しながら「その言葉は刹那・F・セイエイに言った方が良い」と応じます。 「まあ、そりゃそうだ」と、ロックオンも肩をすくめて答えるのでした。 相変わらず、ティエリアは刹那をフルネームで呼んでいます。 そんな刹那ですが、廃墟となった戦場で、銃を手に立ち尽くしていました。 一目で夢と分かるのですが、しばらくコレが続きます。 足音がし、刹那が振り返ると、そこにはマリナが立っていました。 マリナは刹那を「ソラン」と呼びかけます。 すぐに夢だと思います。 マリナに言われ足元に目をやると、一輪の花が咲いていました。 マリナに「戦わなくてもいい」と言われ、銃を下ろす刹那。 その瞬間、目が覚めました。 やっぱり夢でした。 その夢の内容から、自分が戦うのを辞めたがっているのかと考える刹那。 夢判断を始めてしまいました。 セルゲイ率いる、人革連のジンクス部隊はトリニティ兄弟の基地に向っていました。 攻撃をしようと降下を開始したところ、山の中腹から大出力のビームが襲ってきます。 ガンダムスローネ3機によるGNハイメガランチャーです。 しかし1機しか撃墜できず、初の3機合体の発射なのに、その描写も無いなど、早くも不遇の武器っぷりです。 ヨハンはこの状況をラグナ・ハーヴェイが裏切ったからだと思いましたが、当のラグナは何者かに暗殺されており、ヨハンが考えている以上に状況が急転しています。 ガンダムスローネは中央突破を図るために、正面に展開するジンクス部隊に向って行きました。 個人的には、正面にしか敵がいないのであれば、全速力で別の方向に逃げた方が得策だと思います。 プトレマイオスでは、作業を終了したクリスティナとフェルトがコンソールに突っ伏して、そのまま寝ていました。 その時、プトレマイオスのセンサーが敵の接近を知らせます。 敵はジンクス19機です。 30機あったジンクスの内、10機は人革連に渡っていますので、あと1機はヒゲの戦争屋が手に入れたみたいです。 マイスターズは大急ぎでガンダムに搭乗。 コンテナからの緊急発進です。 フォーメーションを組んだマイスターズは、ロックオンの「油断すんなよ」の指示に、それぞれ「了解」と答えます。 東京では沙慈が絹江の遺品の整理中、絹江の上司が訪れた時のことを思い出していました。 沙慈達の父親もジャーナリストで、取材相手の企業に濡れ衣を着せられ投獄されたようです。 絹江が最後に何を取材していたのかを、上司に尋ねる沙慈。 上司は言いにくそうにしていましたが、イオリア・シュヘンベルグの追跡取材を行っていたことを教えます。 ここでも現れるソレスタルビーイングの影に、沙慈はショックを受けます。 そんな沙慈の明日はどっちだ? プトレマイオスを攻撃するために向っていた国連軍のジンクス部隊ですが、ガンダムが船外に出ていることを確認しました。 「こちらの動きを予測していたのか?優秀な指揮官がいるようだな」と感心するダリル。 過大評価もいいところです。 模擬戦で負け無しのコーラサワーが先制攻撃を仕掛けます。 それをGNフィールドを展開し、ガンダムヴァーチェが防ごうとしますが、粒子圧縮率が読まれており、透過したビームがヴァーチェに命中します。 しかし、いくら透過したビームだからって、当っても壊れないなんて、ガンダム丈夫過ぎです。 ガンダムキュリオスは機動力を活かしジンクスを攻撃しますが、ジンクスの速さに、逆に翻弄されてしまいます。 ロックオンも狙い撃とうとしますが、掠るのがやっとです。 ジンクス2機の連携攻撃を受けるガンダムエクシアですが、敵の連携攻撃にGNショートブレイドを弾き飛ばされ、GNビームダガーも防がれてしまいます。 戻ってこない使い捨ての投擲武器は、こういう時不便です。 コーラサワーの「やっちまいな!」の命令の元、次々に攻撃を仕掛けていくジンクス部隊。 この人が隊長で大丈夫なのでしょうか? ジンクス部隊の猛攻に、ガンダムデュナメスの回避を担当するハロも、かわしようがありません。 キュリオスも飛行形態からMS形態に変形し、GNシールドを使って防ぐしかありません。 そんな中、ヴァーチェがGNキャノンを発射。 ジンクスに命中しましたが、機体の一部を破壊したのみです。 その様子を見たコーラサワーは、積年の恨みを込めてヴァーチェに向っていきます。 正面から来るコーラサワーのジンクスに対し、GNバズーカを構えて迎え撃つヴァーチェ。 我らがコーラサワーの運命は?と不安になったその時、ヴェーダからのバックアップが途切れたガンダム4機がシステムダウンを起こします。 ジンクス部隊の攻撃を受け、なす術もなく宇宙を漂流するガンダム。 必死にガンダムを動かそうとするマイスターズですが、ガンダムは動きません。 ティエリアはヴェーダに見捨てられたと思いショックを受け、刹那は無力感に打ちひしがれます。 実はこれはヴェーダ本体にいるアレハンドロ様とリボンズの仕業でした。 「GNドライヴさえ残れば、いつでもソレスタルビーイングは復活できる」と言うアレハンドロ様。 アレハンドロ様は地球とソレスタルビーイングの両方を手に入れたい欲しがり屋さんでした。 でも”二兎を追うものは、一兎をも得ず”ですよ。 ヴェーダからの干渉によるガンダムのシステムダウンを確認したプトレマイオスは、組んでおいた新たなシステムに変更します。 その間にも、漂流するガンダムにジンクス部隊が接近します。 諦めかけた刹那の脳裏に、マリナの出た夢が甦ります。 「戦わなくてもいい」と言った夢マリナの言葉を必死で否定する刹那。 「動けエクシア。動いてくれ!ガンダ〜ム!!」の叫びとともに、エクシアのGNドライヴに光が戻り、ガンダムが再起動しました。 別に叫んだから動いたわけではなく、システムの変更が終了したからです。 しかしデュナメス、キュリオスも復活した中、ヴァーチェだけが動きません。 ヴァーチェのシステム変更でエラーが発生した模様です。 コクピットの中では、ティエリアが変わらず呆然としたままでした。 ヴァーチェはヴェーダと関係の深い機体だからエラーが発生したのであって、パイロットの気力は関係ないですよね? そんなヴァーチェの様子に気付いたコーラサワーは、部下を率いて向っていきます。 それに気付いたロックオンが、デュナメスのミサイルを発射して牽制します。 シールドで防いだコーラサワーでしたが、ジンクスの左腕を破壊されてしまいます。 しかし反撃に撃ったビームが、デュナメスのGNスナイパーライフルを破壊します。 「大佐のキッス」目当てに、再度ヴァーチェに向うコーラサワーのジンクスを止めようと、デュナメスがGNビームピストルで攻撃しますが、主力武器でないため当りません。 それを見たロックオンは、ティエリア救出のためにデュナメスをヴァーチェに向わせます。 となりで戦っていたキュリオスが、1機で敵の攻撃を支えるはめになりました。 ビームサーベルを手に向ってくるジンクスとヴァーチェの間に、デュナメスが割り込みます。 そしてデュナメスにジンクスのビームサーベルが突き刺さります。 コクピットのロックオンにも被害が及びます。 その叫び声に、自分を取り戻すティエリア。 目の前には破損の煙がたなびくデュナメスが浮かんでいました。 宇宙空間なのに。 返す刀でヴァーチェを攻撃しようとするロックオンでしたが、その時、謎のビームによって、ビームサーベルを持ったジンクスの腕を破壊します。 いつもの、ピンチになると援軍のビームが飛んでくるパターンです。 やって来たのは、やることのなかった砲撃士、ラッセの乗ったGNアームズでした。 GNアームズの機動力、攻撃力は凄まじく、ガンダムが苦戦したジンクスを容易く破壊します。 戦況不利と見た国連軍はジンクス部隊に撤退を命じます。 コーラサワーへの、大佐のキッスはお預けになりました。 一方、仲間を失ったダリルは悔しさを滲ませていました。 ようやく一息ついたマイスターズに、ハロからロックオンが負傷したとの連絡が入ります。 自分を庇ったことに責任を感じるティエリア。 そのロックオンのいるデュナメスのコクピットには、血の玉が浮かんでいますが、表情はヘルメットのヒビにより見ることができません。 プトレマイオスの中も慌しくなります。 ヴェーダの掌握作業を行っていたリボンズですが、まもなく作業が終了するそうです。 もうすぐアレハンドロ様の夢が叶うみたいです。 各国ではGNドライヴの解析、量産体制に入っていました。 世界が変わり始めました。 ラッセほどの腕があれば、この人がガンダムに乗ってれば良かった気がしながら来週に続きます。 web拍手を送る |
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