機動戦士ガンダム00 #20「変革の刃」感想

ガンダムスローネがあっという間にカマセ犬になる話。



沙慈がホームで、ルイスから送られたメールを見返しています。
メールの差出人がルイスと姉の絹江しかいないあたり、沙慈は友達の少ないタイプのようです。

さて、ルイスの左腕ですが、ガンダムスローネのビームには細胞障害を起こすものが含まれているらしく、再生治療が行えないようです。

そんな中、ルイスから新たなメールが届きました。
メールなのに声が聞こえるTV仕様です。

「宇宙(そら)で待ってて」というルイスの真摯な思いに、沙慈は涙を流すのでした。


ソレスタルビーイングの活動に対し、ユニオン、AEU、人革連の三国は、軍事同盟の締結を宣言しました。
史上最大規模の国連軍が誕生したその場には、アレハンドロ様の姿もありました。

そのニュースは瞬く間に世界に飛び、アザディスタンのマリナとシーリンの知るところとなります。
シーリンによれば、ソレスタルビーイングの筋書き通りに、世界がまとまってきたようです。
この世界のありようが、求めるものなのか、マリナは心の中で刹那に問いかけるのでした。

南の島の刹那、ロックオン、ティエリアたちにも、このニュースは伝わっていました。
ロックオンによると、ここまでがソレスタルビーイングの計画の第一段階のようです。

しかし、トリニティ兄弟の攻撃で各国軍事施設が壊滅状態のため、現状での軍事同盟に何か裏があるのではと考えます。
そしてティエリアは、ヴェーダのデータが改竄されたことの不安をもらします。
ティエリアの”僕”という一人称に反応するロックオン

その時、スメラギさんから連絡があり、地上のマイスターズは一旦プトレマイオスに帰還することになりました。

一方プトレマイオスでは、クルーがスメラギさんの予測を聞きたがっていましたが、もったいぶって教えてくれません
しかし、イアンのおやっさんと、ラッセにGNアームズの受け取りに向かってもらうよう、指示します。
イアンのおやっさんはともかく、武装の少ないプトレマイオスの砲撃士はこんな時に働いてもらわないと、割りに合わないのでしょう。

GNアームズはとりあえず1機完成したようで、他のクルーは帰還するガンダムの回収作業に向かうことにしました。

ユニオンではカタギリに、グラハムと部下がガンダムスローネのGNビームサーベルの調査結果を聞きに来ましたが、それどころではない事態のようです。
先回、南極大陸の地下にあった円錐形の物体は、ガンダムと同タイプのエンジンであり、それを搭載するMSを提供した、ソレスタルビーイングの裏切り者がいるようです。

提供されるMSのパイロットの一人に選ばれるグラハムですが、断固辞退します。
私はフラッグでガンダムを倒す。ハワード・メイスンの墓前にそう誓ったのだよ。男の誓いに訂正はない」と、キッパリ言い放ちます。
新型MSに乗りたかったのに、付き合わされる部下が可哀想です。

人革連にもガンダムと同タイプのエンジンが提供されたようで、上官からセルゲイとソーマに披露されていました。
「資料によると、正式名称はGNドライヴだそうだ」と教えてくれる上官。
”GN”と略されているのに、正式名称だそうです。

GNドライヴを搭載する新型MSのパイロットの人選は、セルゲイに一任されました。
早速、自分をパイロットにと進言するソーマ。
躊躇うセルゲイですが、ソーマと上官は乗り気です。

AEUでは、カティ大佐が夜、自宅の寝室で新型MSのパイロットを人選を考えていました。
あの男を入れるかどうか」で悩んでいます。
その時、玄関のチャイムが鳴らされます。

玄関のドアを開けると、そこにはあの男、我らがパトリック・コーラサワーがバラの花束を抱えて立っていました。
カティ大佐を食事に誘いに来たと言う、コーラサワー。
いったい今何時でしょう?

しばしの無言とタメ息の後、「今世界は大きな変革期を迎えようとしている。そのことについて考えるようなことはないのか?」と質問されるコーラサワー。
「はい。ないです」と、さわやかスマイルで、どキッパリと返答します
呆れ顔のカティ大佐は「まったく、放って置けん男だ」と苦笑し、食事の誘いを受けます。

用意をしに行くカティ大佐を見送り、ガッツポーズをするコーラサワー。
深夜の変質者の訪問に対処するため、この仕官宿舎にインターフォンを設置するべきだと思います。

リニアトレイン公社の会長、ラグナ・ハーヴェイは、別荘でサーシェスと会っていました。
JNNの取材に対して、応じるつもりがないと電話で指示するラグナ会長。
ソレスタルビーイングの裏切り者であるラグナ会長が提供した、新型MSの各国への搬送をサーシェスが行っているようです。

新型MSを1機譲渡するか、どこかの軍に所属できるよう頼むサーシェス。
近い将来に傭兵が必要とされなくなると予想しているらしく、その予想にサーシェスが何らかの情報を掴んでいるのではないかとラグナ会長は探りを入れますが、サーシェスは笑って誤魔化します。
しかし、会長の前を辞去した後、一人廊下を歩きながらソレスタルなんたらに対し、サーシェスはグチるのでした。

別荘前では、木にもたれながら、絹江がラグナ会長を張っていましたが、別荘から出て来る人物を見つけます。
ラグナ会長が面会中であったことを思い出し、その人物の車に近づく絹江。
ラグナ会長に会っていたことを確認し、その人物に話を聞こうとする絹江ですが、その人物は急いでいるとのことで、同乗を勧められます。
一瞬躊躇いますが、絹江はその人物、アリー・アル・サーシェスの車に乗ることにしてしまいました。

車中では紳士的な言葉遣いのサーシェス。
ペラペラと嘘を並べ立てます。
そのうち話はサーシェスの運んでいるGNドライヴのことに飛びます。

自分の素性を明らかにし、戦争屋としての顔を覗かせ始めるサーシェス。
彼の本性に触れた絹江の表情に、怯えの色が広がります。

そして夜、「ウロチョロしていたネズミを掃除しておきましたよ」と、サーシェスはラグナ会長に報告します。

夕方に日本に帰国した沙慈ですが、部屋には誰も居らず、夜になっても絹江は帰ってきません
沙慈の視線の先には、ルイスに渡した指輪の片割れがあり、彼女のことを思うのでした。

一方、雨の路上に絹江の荷物が散乱し、絹江自身もうつ伏せに倒れています。
彼女は、沙慈や父親と写した写真に手を伸ばしますが、力尽きてしまいます。
絹江の下には、血だまりが広がっていました。


ユニオンの高軌道ステーションから発進する宇宙船の中に、アレハンドロ様とリボンズの姿があります。
リボンズが入手した情報を元にどこかへ向うらしく、そのことはコーナー一族の悲願のようです。
コーナー一族は、ソレスタルビーイングの計画に介入することを何世代も前から画策していたのですが、ヴェーダという存在があるため、その余地がなかったようです。

しかし、そこに現れたのがリボンズ。
アレハンドロ様に言わせれば「私のエンジェル」だそうです。
リボンズが見つけたものがある場所に向け、二人を乗せた船が進んでいきます。

ミハエルとネーナの弟妹は、ラグナからの連絡のない状況に苛立っていました。
話の流れでネーナに馬鹿にされ、更に紫ハロにも馬鹿にされるミハエル。
ミハエルが紫ハロにすごんでいると、ヨハンが止めに入り、ラグナからミッションプランを伝えます。

その時扉が開き、留美と紅龍が入ってきました。
驚く弟妹。
ミハエルはナイフを抜き向って行こうとしますが、ヨハンがヴェーダの資料の中で見たことがある人物だとして、静止します。

自己紹介をする留美ですが、その目的はトリニティ兄弟への挨拶でした。
自らを「イオリア・シュヘンベルグが提唱した理念に従う者」と話す留美の含みのある言葉に、何かを感じ取ったヨハン。
「必要に迫られた時、あなたの援助を期待させていただく」と留美と約束します。
そして留美は、プトレマイオス側にトリニティ兄弟の基地の場所を伝えない、と約束して帰っていきました。

帰りのピンクの飛行機の中で、紅龍は留美にトリニティ兄弟に協力することの是非を確認していました。
更に「今の世界がお嫌いですか?」との紅龍の質問に、留美は「ええ。変わらないのなら、壊れてもいいとさえ思うほどに」と答えるのでした。

マイスターズはプトレマイオスに戻ってきました。
進んで命令違反の罰を受けようとするティエリアですが、スメラギさんに「そんなのいつしたっけ」と不問にふされてしまいます。
なおも食い下がろうとするティエリアでしたが、ロックオンになだめられます。

その様子が気にかかるアレルヤ。
「何かあった?」と訊ねますが、誰も答えてくれません。
アレルヤだけ蚊帳の外です。

そしてトリニティ兄弟が行動を開始したとの報せが飛び込んできます。
目的地は人革連の広州方面駐屯基地のようです。

人革連の軍事基地では、ガンダムスローネの迎撃準備を大急ぎで行っていました。
前回のマイスターズとの戦闘で鬱憤の溜まっている弟妹は、いつも以上に容赦のない攻撃です。
人革連の部隊も頑張りますが、性能の差がありすぎます。

仕上げとしてドッキングしようとするガンダムスローネ3機でしたが、どこかからか飛んできたビームに邪魔されます。
ビーム攻撃ということで、ガンダムかと身構えるトリニティ兄弟でしたが、違いました。
10機で編隊を組んで飛んでくるそれは、GNドライヴを搭載したMSによる、セルゲイ率いる、超部・ジンクス部隊でした。

ジンクスの攻撃力に加え、その機動性はセルゲイを驚嘆させます。
ビーム攻撃に加え、ビームサーベルを抜き、スローネドライに斬りかかるセルゲイのジンクス。
最早ガンダムなど、恐るるに足らん!

GNシールドポッド内のミサイルで牽制しようとするスローネドライでしたが、ジンクスにかわされた上、回し蹴りを食らってしまいます。
援護に駆けつけようとするスローネツヴァイでしたが、その前にソーマのジンクスが立ちふさがります。

GNファングを飛ばし、攻撃するスローネツヴァイですが、ソーマのジンクスにことごとく打ち落とされます。
機体が私の反応速度についてくる。これがガンダムの力」と、ソーマもうれしそうです。

戦況不利と見たヨハンは撤退を指示、ガンダムスローネは退散していきます。
追撃しようとするソーマでしたが、セルゲイに止められます。
セルゲイに促され、眼下の基地を見下ろすと、そこには快哉を叫ぶ人革連兵士の姿がありました。

被害を受けたのに喜ぶ兵士を見て困惑するソーマに、セルゲイが教えてくれます。
これが勝利の美酒と言うものだ

ガンダムスローネの撤退は、プトレマイオス側でも容易に掴むことができました。
人革連が太陽炉搭載型MSを投入したことに驚くマイスターズ。
ガンダム同士の戦いが始まることに、気を引き締めるのでした。

同じ頃、留美は世界の変化を感じ、その先に期待を膨らませるのでした。

さて、アレハンドロ様とリボンズを乗せた宇宙船は、月の裏側にある基地に到着しました。
そこには巨大な扉がありましたが、リボンズの目が金色に光ると、扉が自動で開き始めます。
その中にあった物こそ、ヴェーダの本体でした。



登場するMSが、全部細身の体型になったらイヤだなと思いつつ、来週に続きます。

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